金武メダリスト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

久々に仕事で木曜日定期練習に行けませんでした。

遅れてグラウンドの側から練習風景をみました。
なかなかうまく動かないで楽しく適当に走る生徒が多い中で
『ビックリ』するほどちゃんと動いて集中している生徒がいる。

しばらく見ていると『遅い速いではなく』何かが違う生徒達が
確かに数名います。

練習内容から話しはズレますが・・・。

こんな話しを聞きました。

「ちっぽけな練習ができないと強くはなれない。」
逆に「ちっぽけな練習ができれば強くなれる」
というお話です。

たとえば生徒達の
「練習最初の外周１週６００ｍ」
たとえば「終わりの体操」
実はこの練習こそが速くなるのです。

ちっぽけな練習（最初の６００ｍや体操など簡単で楽勝な練習）を大切にする者は
大切な何かを見つけるているんです。

その心構えがアスリートを育てる。

全力の練習（１００ｍダッシュやインターバル）は何か「ヒント」があります。

その「ヒント」に気付かない選手は沢山います。

ちっぽけな練習がその「ヒント」を教えてくれます。

実は最も安全で強くなる一番近道な練習は
ゆっくり走る事や体操を毎日実践するとあっと驚く結果が出るんです。

でも、結果がでると思って実践すると
思ったとたん、辛くなっていやな練習に変わって結果が出なくなるんです。

インターバルよりも大切な練習、それは「ちっぽけな練習」の一つをやり続ける
ことの大切さ。
辛抱することや、バカになって物事に打ち込むことの素晴らしさを学ぶのです。

誰もがおろそかにしている体操といった「ちっぽけな練習」を
愛するアスリートは、人からも練習からも物からも信頼されて強く
なれるんです。

なぜなら見下さないからです。

無駄な練習なんて何ひとつないんです。

やり続けると「人生は変わる」「学校生活も変わる」

それは自分の中の何かが変化するからです。

という話しを最近聞きました。

以前、グラウンドの掃除をみんなでしました。
それも少しこの話しとだぶる所がありますね。

春季記録会までいよいよあと４週間です。
小学生にしか経験できないメダリスト陸上クラブも
６年生はあとわずか。

そして多くの後輩達はこれからです。